独り善がりの人生

足りない頭で考えます

春といえば

酒を飲みながら書く2

 

選択は疲れる

 緊急事態宣言が終わり部での飲みがあったが、部の飲み会は毎回上司の武勇伝や説教の話がずっと続き、毎度同じ話をしている。上昇志向というか権力欲が強いことが伝わってくるので、適当にうなずいて聞き流している。彼は仕事ができ業界に関わる様々な情報を知っているが、彼は部下が全員辞めたがっているという情報は知らない。
 金曜日の午後に懲りずに転職の面接を受けた。志望度が高いわけではなかったが、軽い気持ちで応募したら書類選考に通ってしまった。郊外の倉庫のような職場であり、東京に行かずに埼玉で生活を完結させたい、残業は少なめにやっていきたいと思っている自分にとってはわりと合っているような印象を抱いた。一方で楽だと「このままでいいのだろうか」と不安に感じる自分もいる。また、当然ながら収入は今より減るためどの程度減るか把握する必要がある。漠然とスキルアップもしたい一方で楽をしたいという都合の良いことを考えていることがよく分かる。内定をもらってもハイ承諾、というよりはよく考えたい。とはいえ、上をみてもキリがなく自分の身の丈にあった形で納得するしかない。最早アラサーになってしまった自分に今更何ができるというのだろうか。

 

現実逃避しか勝たん

 面接後に帰宅、他エージェントの面談後に前職の同期(50歳くらい)を誘って埼玉から千葉木更津の「としまや弁当」へ車で向かった。行った理由としてはコミック百合姫に連載されている同棲している漫画家と無職が現実逃避する漫画「ふたりエスケープ」2巻にて、夜中に車に乗ってチャーシュー弁当を食べる話があり、自分もやりたくなったからだ。なぜ元同期を誘っているかというと、元々酒を飲むつもりで誘った後にチャーシュー弁当を食べに行きたくなったからだ。
 前職の現在の状況や自分の仕事諸々の状況を話しながら首都高・アクアラインを抜け、弁当にありついた。


 チャーシューは柔らかく、ご飯はチャーシューのタレも染みていて美味しい。としまや弁当新宿店は24時間営業なので、車があれば夜中の現実逃避にはぴったりかもしれない。またやりたい。

ふたりエスケープ: 1【イラスト特典付】 (百合姫コミックス)
ふたりエスケープ: 2【イラスト特典付】 (百合姫コミックス)

仕出し弁当 千葉 宅配弁当 としまや弁当

 

そういえば

 マッチングアプリを始めて2年ほどやって、先日初めて人に会えたが、3回目のデートで彼女に告白をしたら承諾してもらえた。とても嬉しいが、実感が湧かないのも事実。
 正直3回目は敬語をやめるくらいで、告白は別のタイミングでするつもりだった。3回目は早い気がしていたし、彼女のペース等を考えると少しじっくりのほうが良いと思ったからだ。しかし、デートをする中で彼女が「自分は○○だけど、そんな自分でも良い?」と踏み込んだことや「他の人はすぐタメ口にしようとするけど、ポヤチ氏は距離感がちょうど良い」と話をされたため、「これを逃したらダメな気がする」と思い、帰り道の地下鉄の階段の天井を眺めながら、早いかもしれないけどと前置きを上で告白した。「こんな自分で良ければ」と承諾され、ハイタッチしてその日は別れた。次は手を繋げれば、と思う。良い関係を続けられると、嬉しい。

 

おわり