独り善がりの人生

足りない頭で考えます

旅をしたいし可愛い女の子になりたい

 いつの間にか誕生日。自分の年齢を言うのも嫌になりつつある。(能力がないまま年齢を重ねてしまったため。)

 (主に労働で)色々と嫌になってしまい土日はクルマでこのご時世に湯河原へ向かった。出発当日に宿をとるか迷っていたが、やらない後悔よりはやる後悔と思いじゃらんで温泉旅館の素泊まりプランを予約した。夕方に出発し、4時間かけて下道をひたすら走り湯河原へ向かった。こういった当日に思いついてすぐに行動できるのは独り身の良いところかもしれない。寂しさはあるが。
 旅館は古びた雰囲気だが、部屋の清潔感はあり快適だった。また、いかにも旅館らしい窓際のスペース(広縁)があり一人でウオーッ!と興奮していた。

 コンビニで買った酒とカップ麺、無印で買ったまぐろの缶詰を広縁のテーブルで広げ一人で酒盛りをした後、温泉に入った。(酒を飲んだ後の入浴はご遠慮くださいという張り紙が貼られていたことに翌日気づいた。)
 時間帯が遅かったからか、人はまったくおらず貸切状態だった。居心地がよく気持ちよかったため、一人で「これからどうしようかな」と人生の悩みをブツブツ言いながらお湯に浸かっていたらのぼせてしまった。その後部屋に戻り、近くで流れる千歳川の音を聞きながら眠りについた。
 日曜は6時くらいに目が覚め、朝風呂に入り、身支度をして7時過ぎにチェックアウトした。(仕事に行く日は会社に行きたくないのでギリギリまで布団にいる日が増えてしまったが、本当は朝が好きなのだ。)
 その後は椿ラインを走って芦ノ湖へ向かい、子どもやカップルの横で一人鴨に餌を投げつけ、箱根ターンパイク展望台の値段のわりに微妙に感じるラーメンを食べ、椿ライン下りで無理な追越をしてきた走り屋ライダーのオッサン共3人に「走り屋のくせにバリバリ伝説読んでいないのか?」*1と悪態をつき、海を見て帰った。翌日は起きるのに苦労した。なぜ四連休じゃないんだ。

 

 

 最近は色々とくたびれているからか、マッチョイズム的な雰囲気にうんざりしているからか分からないが、化粧をしてレディースの服を見て着てみたい気持ちがある。無理やり女装した感じの見た目になるのがオチかも、と思いつつこのまま歳をとってから後悔するよりは今のうちに鏡を見て「似合わなかった~」と思ったほうがマシかもしれない。

 

おわり

 

*1:作中で主人公のライバルのライダーが対向車に衝突して死亡する展開がある