先日の2025年2月1日に、the pillowsが解散することを発表した。
私は人生で聴いた音楽の中でthe pillowsの楽曲がダントツかつ、人生の半分以上はthe pillowsを聴いて生きてきた。そのくらい好きなバンドの解散に、当初は「ついに解散か~」と思いながらも現実味がなかったが、翌朝「もう二度とライブで聴けないのか…」としんどさがより強まった。
そもそも私は姉の影響でBUMP OF CHICKENを聴いていたのだが、トリビュートアルバム「シンクロナイズドロッカーズ」にてBUMPが演奏するハイブリットレインボウを聴いたことが、the pillowsとの出会いかつ好きになるきっかけだった。その他の楽曲もトリビュートとはいえ「世の中にこんな音楽もあるのか」と新たな世界を開いてくれたように思う。アルバムの中だとストレイテナーのRUNNERS HIGHや、the ピーズ with クハラカズユキの巴里の女性マリー、佐藤竹善のカーニバル、Mr.Childrenのストレンジカメレオンは特に気に入っていた。
オタクはフリクリきっかけでthe pillowsを知るようだが、私はthe pillowsからフリクリに入った方だった。フリクリの作品の感想は割愛するが、the pillowsの楽曲の使い方としては非常に良かった*1と思うし、海外のオタクがthe pillowsを好きになるのも分かる。
私が本格的に聴き始めたのは「スケアクロウ」がリリースされたあたり。最初にレンタルでFool on the planetとSmileを借りて、その後は近くのWonderGOOで置かれていたMY FOOTを買い、徐々にCDを増やしていった。特に好きなアルバムはベタだけどPlease Mr LostmanやLITTLE BUSTERS。楽曲はどれも好きだが、強いて言うならストレンジカメレオン、ONE LIFEとアナザーモーニング、Blues Drive Monsterだろうか。でもNew AnimalやLadybird Girlも好き。やっぱり決められません。
ちなみに学校の同級生で分かる人はおらず、当時弄られキャラでもあったので、みんなが知らないバンドが好きなことを弄られるという嫌な経験もした。でも、ちょうどSKET DANCEでFunny Bunnyが使われた時にthe pillowsを好きになった友達もいて、それはとても嬉しかった。彼は放送委員だったので、彼からの頼みで彼にTokyo Bambiのシングルを貸し、学校の放送で流れたときは一人で内心「ウオオオ…」と感動していた。
そんなこんなでthe pillowsはずっと私の音楽趣味の中心であり、尚且つそこから他のバンドにも触手を伸ばすきっかけにもなった。怒髪天、the ピーズ、the collectors等…他のジャンルも聴いてみたりするし、それも良い音楽だと思うもののやはりロックが一番好きと感じる。それもthe pillowsの影響が大きい。Twitterのフォロワーの中には音楽に造詣が深い人もおり、彼からthe pillowsの楽曲の一部には元ネタ(PixiesやThe Stone Roses)があることを教えてもらい聴いてみたりもした。その他、怒髪天の労働callingからThe ClashのLondon calling等・・・
自分は山中さわおの迎合しない我が道を行こうとする姿勢や、the pillowsのバンドの歴史にシンパシーのようなものを感じており就活で尊敬する人に「山中さわお」と言ったこともある。(落ちた) 他には、映画「王様になれ」では山中さわおの極度のネギ嫌いが話の転機のきっかけになって「まさかこれが重要な要素になるなんて…」と思った記憶も。
ライブは指で数える程度だが、何度か行った。当然パフォーマンスはすばらしく最高だったし、25周年ライブのMCで佐藤シンイチロウが馬主になった話や、山中さわおがサポートベースの鈴木淳に「お前はthe pillowsとthe collectorsどっちが大事なんだ?」と冗談っぽく詰め寄っていたのは未だに覚えている。*2
ここ最近はThe Birthdayのチバユウスケが亡くなった後に彼の曲(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、ROSSO、The Birthday、ソロ名義)をよく聴くようになり、彼らのライブに行けば良かったという後悔も出てきて、ライブに行くことを強く意識するようになった。いつ終わるか分からないし、行けるうちに行かないと、と思った。
23年の大晦日や35周年ライブには行くことができた。35周年ライブは車で行ったので、Twitterのフォロワーを最寄り駅まで送る車内で、チバが亡くなってからライブは行けるうちに行った方が良いと思ったことを話していた。一方、LOSTMAN GO TO CITY 2024-25のツアーは仕事の都合もあるから次のタイミングで・・・と考えていた矢先の解散発表だった。
ここ最近新曲は山中さわおソロ名義のみで、the pillowsとしての新曲は出ていなかったし、ファンクラブのブログでは、山中さわおがメンバーとのモチベーションの差を嘆いており、順風満帆ではないことを感じていた。一方the pillowsはもう活動を続けていくのだろうと根拠のない考え(甘え)もあった。いつかその時は来ると思っていたが、まさかこんな急な形で終わるとは当然予想などしているはずもなく。
怒髪天の増子さんのブログでは「何年何年も苦労した末の答え」とあるので、続けていくことは難しい状態だったのかもしれない。ファンとはいえ、自分は外野なのでそれを止める理由もない。
「決断」 | 怒髪天オフィシャルブログ「from MEMBER」Powered by Ameba
今思えば当然ツアーに行けば良かった、もっとライブに行けばと思う反面、何度かライブに行けたり、25周年・35周年ライブに行けたのは幸せなことでもあった。
これからTwitterのフォロワーとthe pillows解散を受け、飲む。そもそもフォロワーとはthe pillowsきっかけではなくオタク趣味。でもthe pillowsが好きな人が多く、会ったときに話をするのでそれも不思議な縁だなと思った。自分の音楽趣味や考え方、人間関係までどっぷりthe pillowsや山中さわおの影響を受けている半生だったな、と改めて認識したのであった。今更聴くことをやめることもできず、一生聴き続けると思う。
ひとまず、the pillowsは終わってしまい、とても寂しいし怒髪天の増子さん同様埋まらない大きな穴が空いてしまったが、山中さわおの音楽活動は終わっていないので、ソロ活動のライブに行こうかな。
【山中さわおツアー】FED UP! TOUR | YAMANAKA SAWAO official web site




