独り善がりの人生

足りない頭で考えます

車の話①

 今の車(ホシノインパル仕様のK11マーチ)を趣味で買ってから6年経とうとしており、今年で3回目の車検を迎える。何もなければこのまま乗り続けるつもりでいるが、今後事故や重大な故障、一身上の都合で手放す可能性もある。そもそも内燃機関の車に乗れるのは今のうち、と言われており地球環境・資源・政治の事情で死ぬまで乗り続けることは難しいだろう。車だけの記事はあまりなかったので、振り返りはしておこうと思い、ブログに残すことに。しかし本題の車の話の前に、そもそも車が欲しかった理由を書く必要もあると思い、書いていると思いのほか長くなった。この記事を公開後に本題を書こうと思う。

そもそもなぜ車が欲しいと思うようになったのか

 両親は車好きというわけではなかったが、玩具やゲームの影響を受け、そもそも小さな頃から車が好きだった。玩具はトミカチョロQ、ゲームはセガラリーグランツーリスモチョロQ(PS)と車を題材にするものばかり触れていた。一方遊戯王ポケモン等は全く興味が持てず同級生と話が合うことは少なかった。一時期遊戯王の流行りが同級生の間で再燃していた頃があったが、私はデュエルする様子を横で眺めるくらいしかできなかったしルールも未だに分かっていない。*1
 車といっても色々あるが、子どもの頃に特に好きだった車は三菱 ランサーエボリューションだったと思う。当時はガンダムのようにゴテゴテとしたボディやフロント、リアウィングや速い点が好きだった気がする。他はトヨタ スープラや日産 スカイラインGT-R、スバル インプレッサ等。特にゲームの影響が大きい。ゲームで取り上げられる車はだいたいスポーツカーなので、今乗っている日産マーチには当然見向きもしなかった。
 レース観戦等に連れてもらったことはないが、F1の中継を見ることもあった。*2ちょうどトヨタがF1に参戦していた頃と被っていたような気はする。レース内容や展開は覚えているようで覚えていない。

 小学生の頃はレーサーに憧れていたが、進路は高校・大学共に車とは全く関係ないところへ進学し、就職も車とは関係ないところで働いている。他のことに興味が移っていた時期があったこと、勉強や仕事を通して車を嫌いになることを恐れていたこと、他の分野を学ぶことに興味があったこと、あまり挑戦しない性格になっていたことも理由だった。車関係で就職している人をどこか羨む気持ちもあったが、大学の専攻諸々は後悔はなく視野は広がったという点でプラスだったと今は思う。一方で大学で自動車部に入っておけばよかったなという後悔はある。

 大学卒業直前に都内某所にあったレーシングシミュレーター(以下、レースシム)の店*3が気になり何度か入店していたら、いつの間にか常連となった。今の車を買う直接のきっかけとなった人(以下、Mさん)とは、ここで知り合った。
 当時お店は声をかけてくれる人たちがおり、色々な話をして仲良くなれて人との繋がりもできる空間だった。当時は運転が上手くなりたいという向上心があったので、もらったアドバイスを実践したり他の人の運転を見て真似してみたりタイムアタックイベントでラップタイムを競い合うこともあれば、お店で年越しをするときは酒を飲んだ後にレースシム(飲酒運転)をするといったおふざけもやった。前述したMさんから実際のカートのレースに誘われて出場することもあった。こんなことを書くと水臭い気もするが、今思い返せば悩みはあれどかなり青春していたような気もする。

↑これは当時かなりふざけていた

↑これは別店舗

②につづく

*1:今は流行りもののアニメを見ないが変な逆張りはこの頃からあったのかもしれない。

*2:姉にエンジン音がうるさいと文句を言われたことを思い出す

*3:今は閉店。どんな店かというと簡単に書いてしまえばグランツーリスモよりリアル(らしい)でレーサーも練習に来るほどのお店。10分1000円で走ることができた。高い。