オタク街コンに行った。 収穫は自分の人生の虚無感。
レポは需要があるかもしれないので、書いておく。この記事が他のオタクたちにとって少しでも参考になり、今後の幸福に繋がることを祈る。
明日はオタク街コンに行って動物園の見せ物になり虚無を得る予定です
— ポヤチ (@poya_chi_3) 2019年5月2日
地獄のオタク街コンの日がやってきましたが、一番楽しかった時間が「行きと帰りのドライブ」になる予感がビンビンします
— ポヤチ (@poya_chi_3) 2019年5月3日
- 参加費:約6000円 オタク街コンの中で比較的安めの金額になる。(安くはない)
- 場所:都内某所
- 所要時間:2時間
- 年齢層:22~35(20代が多い)
- オタクらしい見た目の人は男女共に少ない。
街コンは以前1度参加していたが、一緒のグループになった同性2人組のペースで話は進み散々な思いをしたので、リベンジ。オタク街コンは参加費の差が激しく行く気が起きなかったが、比較的安価かつ評判も悪くないものを見つけたため、とりあえず参加。
会場に着く前に吐き気を催し、気持ちを落ち着かせてから開始10分前に会場入り。免許証を見せ、受付をしたらテーブルで自己紹介のカードを書く。書く欄は多く、好きなアニメや漫画、ゲーム以外にもTV番組や有名人も書く欄があるので注意が必要。私は書く内容に悩みスッカスカな状態で臨んだ。作品は無難に日常系の作品を書き込んだ。
異性と数分話をして、時間になったらテーブルを移動する形式で街コンは進んでいった。
異性の好きな作品の傾向としては、当然ながら女性向けだがゲーム原作の舞台を見に行く人が多いように感じた。また、男性が好みそうなコンテンツを書き込んでいる人も中には見られた。異性によっては沈黙無く話ができる人もいたが、プロフィールカードを眺めて沈黙する人もいた。
時間になると隣のテーブルに移動し相手がどういう相手だったかメモをとった後、次の人と話をする。私はメモで相手の印象ではなく話の内容を書き込んでしまったので、正直誰が誰なのか分からなくなった。他の参加者も誰か分からない、ということがあったのでメモは相手の印象を書くよう注意が必要。
正直、話す時間もメモをとる時間もあっという間なので相手の印象や話した内容は忘れてしまう。
異性全員と話が終わると、アプローチ用のカードを使用する。気になる異性の番号を書き込んでスタッフに渡すと気になる異性に渡される仕組みだ。
ぼんやりとした記憶で誰が良いのかも分からない状態で悩んでいたらスタッフに締め切りますよと催促されたので、ひとまず気になった人の番号を記載。正直、私からアプローチされても嬉しくないのでは?と考えてしまった。
運良くお互いの番号を書かれているとマッチング成立となる。マッチング成立になった男女は発表され、一緒に会場を出て行った。次にマッチングしなかった異性が会場を出て行く。少なくとも、マッチングする可能性はオタクたちにはある。
行きと帰りのドライブが一番楽しかった
— ポヤチ (@poya_chi_3) 2019年5月3日
オタク街コンで印象的だったのは、異性や異性との会話の内容ではなく、誰ともカップリングすることなく終わり、お通夜ムードになりながらトボトボと退室する同性のオタクたちだった
— ポヤチ (@poya_chi_3) 2019年5月3日
感想
— ポヤチ (@poya_chi_3) 2019年5月3日
・話していると時間がない
・相手によってはプロフィールを眺めて沈黙する時間がある
・案外作品の守備範囲の広めな異性もいる
・見た目オタクなオタクは男女共に少なかった
・時間がないので相手を覚えられない
・相手を覚えられないので誰が良いか分からない
・時間がない
・時間がない
・時
特に私はマッチングせず、お通夜ムードのオタクたちと一緒に退出していった。売れ残った我々にスタッフが結婚相談所の説明をしていたが、何を言っていたか覚えていない。会場を出た後、何とも言えない脱力感があった。
今回の催しは決して悪いものではなく、前回参加したものよりは良い。1対1で多くの人と話せる。ただ、チャンスを活かせるかどうかは結局個人の力量や運であり、短い時間でいかに自分をよく見せるかというのは就職活動と類似している。
私の場合は、正直運よくマッチングしても今後長続きする関係を築ける自信がなく、また異性に好かれるということも全く想像できない。
学生時代に少しずつ仲良くなって恋愛関係を築けなかった人間が労働者になると恋愛関係を築くのがかなり困難になる。職場での恋愛を除外・不可能な場合は尚更困難だ。一生独りで生きて独りで死ぬ覚悟は必要かもしれない、と2回街コンに参加して思った。
おわり