走る大福

足りない頭で考えます

都会から逃げることを考える

 コロナ禍の世の中だが、労働の用事で2週間青森県に滞在している。青森県は行ったことがなく、どんなものかと心配ではあったが、車さえあればなんとかなる。天気は良くないが、海がきれい。マッチングアプリはやる気をなくした。なぜ自分がうまくいかないか、を真面目に考えてもフラストレーションだけが溜まるので、考えることをやめた。得るものより失うものが多い気もした。

 今回の出張で、どうせ孤独ならわざわざ東京近郊にいるよりも田舎にいたほうが良いのでは?と改めて考えている。東京近郊にいたところで、人は多いだけで仲の良い人がいるわけでもない。クルマ仲間はいるが、踏み込んだ話をする気にはならず表面的な話をしている。

 人が多いということはメリットでもあるのかもしれないが、それは人脈を広げたり人と仲良くなれることに長けている人にとってであり、そういったことが不得意な人にとっては何ら恩恵は少ないように感じる。マッチングアプリでたくさんの異性が表示されることはメリットの一つかもしれないが、可能性0という数字に大きな数字をかけても0のままなので、無意味だ。東京は地方と異なり孤独な人も受け入れてくれる(放っておいてくれる)街なのかもしれないが、私の孤独はどちらかと言えば不本意な形の孤独でもある。

 つらつらと書いたが、親密になれる人が一人もできない状況で多種多様な人間がたくさんいるところにいても、ただしんどいというだけのことだ。

 

 一方でそういったことを考えるときは大抵、気持ちが投げやりになっている時が多い。どうせ自分なんか誰も興味持たないからどうでもいいや、そんな感覚。本当にそれで地方に住んだところで自分の気持ちが晴れることもなく、悶々としながら歳を重ねていくのだろう。

 青森の出張終了後に結婚相談所の無料相談を受けることにした。自分の人生をどう進めるか見えていないため、結婚は考えられていないし、子どもを産んで育てたいという気持ちも薄いが、今のやり方に限界を感じた。自分が情けなく感じるが、恋人ができる他の人間と違って自分は異常なので、そうするしかないのかもしれない。とりあえず、入会はせずに話だけ聞く。

おわり