クルマ仲間と「一緒に街コンに参加してどんな人がいるか見てみませんか?」と街コンのサイトを眺め、観察するにはちょうどいい街コンを見つけて満足し、結局行かなかった頃から3年は経過した。
彼はトヨタ 86をバリバリに改造しては夜な夜な首都高やミニサーキットをグルグル回っており、恋人もいるとかなんとか。最近全く会っていない。私もクルマは買えたが恋人や異性の友達はおらず、3年前にヘラヘラとサイトを眺めていた街コンで翻弄される。まさかブログもマッチングアプリや街コンについて「整理」することが大半になるとは思ってもいなかったのだ。
ということで、今回も街コンの記事です。
今回の街コン
フォロワーに「誕生日まで恋人ができなければ和歌山に行く」と言ってしまったが、未だに成果もない。このまま誕生日を迎えるのも悲しいので、街コン当日の朝に滑り込みで申し込みをした。
今回は某街コンサイトが第2・第4土曜日に開催する某「大規模恋活パーティー」に参加した。普段*1は全体で30名や40名ほどのイベントに参加していたが、今回は100名近くはいたかもしれない。異性も多く会えるだろうという安直な発想で気になった点、2名1組や3名1組のチケットもあったが「お一人様もしっかりサポートします」という文面があった点を考慮し今回のイベントを選んだ。
場所:都内某所
時間:19時~21時
参加費:7400円(1名分のチケット)+500円(荷物用クローク)
会場への移動・会場入り
電車の中でフォロワーから薦められた会話術の本*2に目を通す。吐き気を催しつつ、なんとか開始前に会場に到着すると、人の多さに驚いた。他の同性の人たちは友達同士で来ている人が多く、異性と遊ぶことにも慣れていそうな雰囲気で今回のイベントがかなり厳しいものになることを薄々感じていた。
荷物を預けた後、トランプのカードを受け取った。
異性も同性もメチャクチャ多いんですが、これはダメかもしれませんね…… pic.twitter.com/nziB2v5pL7
— ポヤチ (@poya_chi_3) 2020年2月8日
前回の街コンにいた勧誘の異性はいなかったため、それだけは安心した。
イベント中・イベント後
今回は席はあるものの、人数が多かったため座席に座って話す人もいれば、立食で話す人もいた。乾杯用のドリンクを取りに行くとき、少し気になる異性がいた。ドリンクを取った後、戻って声をかけてみようか・・・そんなことを考えていたら他の同性に声をかけられており、既にレースが始まっていることを察する。
乾杯し、ひとまず近くにいた友達同士の異性2名に話しかけ、適当に談笑する。質問をして、そこからまた気になったことを質問し、相手からも質問を受け、とキャッチボールをする。参加費の話になり、自分の参加費について聞かれたため伝えると値段の高さに驚かれ、「もっと色々な人と話をしたほうがいいですよ」と気を遣わせてしまった。
ウォーミングアップも兼ねて一人でいた同性に声をかけ、談笑する。2回目の参加ということだった。同性に時間をとらせるのも申し訳ないと思い、頑張ってくださいと伝え別れる。
ワイン片手に途方に暮れた後、友達同士の異性3名に話しかけ、少し話をする。が、同性は移動の時間ですと司会に言われる。あまり多くは話せなかったが渋々移動する。
気になる異性がいて、「どのように声をかけようか・・・」と悩んでいたら他の同性が先に声をかけた。酒を片手に会場を回るが、当然男女が談笑しており声をかけられる状態になく、途方に暮れる。
再び司会から同性は移動するようにと皆に伝える。移動せずに異性とずっと話す同性もいた。
一人で椅子に腰かけ、休憩する。twitterやweb optionを眺める。
同性の移動時間になったため、気を取り直して声をかけようとしたものの、こちらが迷ううちに他の同性はサクッと声をかけて再び一人に。周りを見ると連絡先を交換している様子が目に映る。椅子に腰かけ、酒を飲む。目を瞑り下を俯く。
酒がラストオーダーになったため、酒だけもらって一人で飲む。
会場にいることが辛くなったのでこれ以上ここにいても無意味だ、そう判断してイベントが終わる前に会場を出た。数年ぶりに全力で走り、周りに白い目で見られながら自宅の最寄り駅へ移動。カラオケでthe pillowsの「Blues Drive Monster」やTHE BLUE HEARTSの「すてごま」「皆殺しのメロディ」諸々を叫び、帰宅。就寝。
翌朝起きてもモヤモヤが収まらない。朝からクルマを出し、群馬の妙義山へ。上信越自動車道でクルマをかっ飛ばし大音量で「Blues Drive Monster」を流し大声で叫ぶ。妙義山は2速・3速のギアのみを使いアクセルを普段よりも踏み、ヒール&トーを駆使して走る。妙義山は車も比較的少なく、走りやすい。クルマも足回りを変えてロール量が減ったため、ワインディングするにはちょうど良いかもしれない。路面には時々タイヤ痕のブラックマークがあり、走り屋も夜な夜な走っていることが伺える。帰宅。現在に至る。
今回は連絡先すら交換できなかった。
反省点
- 迷わずに話しかけるべきだった。
こちらがどのように話しかけるか迷っている間に、他の同性は「一緒に飲んでもいいですか?」とシンプルに声をかけていた。自分にはない点で、一つ参考になった。恋活という場ではあったため、自分が声をかけられる可能性について僅かでも考えてしまったことはとても愚かなことだった。一人で酒を飲んで俯いてる人間に誰も声をかけたいとは思うまい。
- 運営を信用するべきではなかった。
「お一人様でもサポートします」といった文面はあったが、あの多くの人数の中でどうサポートするのだろうか。結局移動を促してもルールを守らない人はそのまま居続けることもできる。少なくともサポートをするという姿勢は全く見られなかった。
- そもそも参加するべきではなかった。
立食形式のように、自分から話しかける必要がある街コンは日陰者にとって難しい。普段から異性と話をして楽しませることに場数を踏んできた人たちと日陰者がいれば、当然前者が有利だろう。前者がやってきた努力をしてこなかった日陰者がこの場で異性に覚えてもらうには割腹自殺や脱糞でもしない限り難しいだろう。
また、1名での参加という点もかなり厳しい。ほとんどは友達同士2名・3名の参加で、話もかなり盛り上がっている様子だった。
今後どうするのか
どうすれば良いか分からない。
おわり