独り善がりの人生

足りない頭で考えます

転職活動

出張が2週、いや3週連続でさらに1日は日曜に出張ということで、ぼんやり転職という文字が頭の中に浮かんだ。

人間関係は悪くないし、休みをとろうと思えばとれる環境なので決して悪くはないのだが、ふと前職からの転職活動を思い出した。

前職は電気設備の商社に総務として入社した。総務の仕事自体は悪くなく休みも多かったのだが、直属の上司がパワハラ的な人で、人の顔色を伺うことが癖になっている私にとっては相性が悪かった。
何度か布団から動くことができず、仮病を使って休むこともあった。
同じ総務の先輩ともうまくいっておらず、2対1でボコボコにされることに耐えきれず転職活動を始めた。

転職エージェントを利用して転職活動を進めていたが、面接はほとんど落ちていた。唯一内定をもらったのは現職の仕事だった。

内定を承諾するか、かなり悩んでいた。その時は転職活動で有給が残り少なく、メンタル的にも疲弊していた。また、前職から早く去りたいという気持ちもあった。一方で、年間の休みは減り出張が多いので手放しで承諾する気にはなれなかった。

最初は内定を蹴って、転職活動を続けようと思っていた。そのことをエージェントに伝えると、エージェントは「その後も迷い続けることになるよ」と言った。
その時の私は「確かに…」と思ってしまった。
人に選ばれるという行為が苦手なので続けても今後うまくいくか分からないこと、前職を早く辞めたかったこと、転職活動に疲れてしまったことが重なって、私は内定を承諾した。
エージェントも所詮は数字を追う仕事をしていることは内定承諾後に思い出した。

内定を断っていれば、現在よりも良くなっていたかは当然分からない。
辞めた後に前職の同期や別の部署の先輩と話すと、社長が変わり状況が悪くなったと聞いた。「いい時期に辞めたね」ということで、私は良いタイミングで辞められたらしい。

しかし、内定を承諾した件は今となっては自分の意志決定があまりなかったようにも思える。その点に関しては後悔の意識がある。

現在は仕事をこなしつつ、なんとか現状を打破しようと英語を今更勉強している。
できれば留学したいと思っているものの、う~ん、うまくいくのだろうか。