独り善がりの人生

足りない頭で考えます

そんな風にすごしたい

  • 近況報告

3月17日はマーチを修理に出した。その後、「街コン」に参加してみたが後悔した。

 

  • マーチ

23年前の日産マーチは快調に走るものの、エンジンオイルをせき止めるボディ下部のオイルパンから滲みが発生していた。つまり軽いオイル漏れが発生していたのでその修理を行う。

修理のためにマーチを購入した整備工場へ1時間ほどかけて自走で向かったのだが、その整備工場が不思議なところで、普通の軽自動車がある町の整備工場かと思いきやR35のGT-Rポルシェ911も整備しており、いったいどのようなことをしているのだろうと毎回気になってしまう。

整備工場に着き、マーチを預けたら整備工場の社長から「他に気になるところはありませんか?」と聞かれ、そういえば、と思い出してエンジンの回転数が落ちると異音が聞こえることを伝えた。社長に助手席で異音を聞いてもらうと、原因が予想できたようだった。クランクプーリーと呼ばれる部品が原因かもしれない。とのことだった。それだけで予想ができてしまうのが、整備工のプロのすごいところだ。

修理が終わったら、またドライブに行きたい。

 

  • 街コン

マーチの修理に出す前に街コンの申し込みをしていた。

以前から気になっていたものの、行くことに抵抗があった。今回マーチを修理に出してドライブに行けなくなるので、そのタイミングで行ってみようと思い申し込んだ。ただ、いきなり恋愛対象の人を探すのはハードルが高かったので友人を探すという名目のイベントにした。期待はせず、そして背伸びをしない気持ちでいこうと思った。

結論から言うと大失敗で、つらい気持ちになってしまった。

個室の居酒屋でテーブルが分かれており、同性が2人~3人のグループになって20分ごとに席替えをしていく形式で、異性の座席は固定だった。最初に一緒になった同性は1人で来た方だったのだが、スタッフから移動するようにと伝えられ移動すると友人同士で来た同性2人と一緒に席替えをすることになった。

同性2人は同じ大学のサッカーサークルに所属しており、現在は営業職をしているモテそうな方々だった。話も上手かったので、終始彼らのペースでどの席に移動しても盛り上がっていた。私はあまり話すことができなかった。

同性2人は私にも気を遣ってくれて、話に入れるようにと真ん中に座らせてくれ、話も振ってくれた。しかし、自分から話そうと思ってもすぐに同性2人のトークが飛んでいくため言葉を発するのも難しい状況だった。後半は抜け出したい気持ちでいっぱいだった。背伸びをしない、と考えていたがそれ以前の問題だった。

一応、異性と連絡先を交換したものの、仲良く話ができたという実感は全くなく、既に名前と顔が一致しない。相手も私の印象は薄かっただろうし、連絡をとる理由もないだろう。2週間連絡がなければお互いのためにブロックしようと思う。

今回初めて参加して、良かったと思ったことは街コンがどういったものかを知ることができたということだろう。それ以外は、とてもつらい。2人を責める気持ちは全くないが、彼らと自分との差をひしひしと感じてしまった。

 

帰りにコンビニで夕飯の弁当と酒を買い、1人で飲み食いをしていると一生1人なのかもな、うなだれてしまった。自分が蒔いた種だ、と言い聞かせている。

寂しくても急がない、そんな風にすごしたい。

 

3月

すっかり花粉のつらい季節になった。

 

先週は髪を切り、免許を更新し、眼鏡と服を購入した。

眼鏡は仕事のときもプライベートも同じものを使っていたが、生活にメリハリがなく味気なく感じ、またオタクっぽさもあったのでプライベート用の眼鏡が欲しくなった。以前眼鏡を購入した店に行き丸眼鏡を眺めていたら、女性の店員に声をかけられた。

丸眼鏡を探していることを伝えると、女性向けの赤茶色の丸眼鏡を薦められた。女性向けだが、男性も買う人がいるということだった。ちょっとガーリーな雰囲気のある眼鏡だったがかけてみると案外良く、また私よりもお洒落のセンスがかなりありそうな女性店員が薦めた眼鏡なら色々な意味で間違いないだろうと思い、薦められた女性向けの眼鏡を購入した。パルコで買った服と組み合わせると、オタクっぽさが軽減されたようにも見える。

 

今週は日曜に日産マーチに乗るオーナーの集まりに参加してきた。会場が浜松だったため、早朝の5時30分には出発し東名をひたすら走っていった。10時前に会場に着くと、たくさんのマーチがずらっと並んでいた。参加台数は70台近くだったが、K11マーチは半数近くはいたようだ。

同じK11型のマーチでも、後部座席等の内装を剥がしロールケージを装着するほどの走り屋の人から新車で購入したときからノーマルのまま乗り続ける人まで多種多様で、色々な話を聞くことができた。印象的だったのは、「1台目を潰しちゃって他の車に乗り換えようと思ったけど、2台目もK11に買って乗り続けている」という50代の方の話だった。

翌日月曜日は休みをとり、たまには普段泊まらないところに泊まろうと思い山中湖の宿に泊まった。宿までの道中は大雨で苦労したが、朝に起きると雪が積もって冷や汗をかいた。というのも、夏タイヤに戻したばかりで雪が降ることは考えていなかったからだ。幸いにも路面は濡れているだけだったので問題なく走れたが、次から標高の高いところに行くときは注意しようと反省した。

山中湖の近くにあるカフェで店主から富士山のアルバムを見せてもらったり、双眼鏡を貸してもらい雲で見えない富士山を眺めたりしつつ、コーヒーを飲んだ後、自宅へ帰った。

f:id:tsurami_686:20190311222251j:plainf:id:tsurami_686:20190311222309j:plain

おめでとおめでと東京特許許可局

今月は珍しく月に2回以上ブログを書く。昔もブログをやっていた時期があり、毎日記事を書いては更新するということをしていたが、今となってはもっと別のことをすれば良かったのかもしれない。

適当に近況報告。 

 

先日、職場の先輩たちと仕事帰りに酒を飲んだが、好きな異性のタイプを言わないといけない飲み会は非常に面倒に感じる。根掘り葉掘り聞いてきたり答えたくない二択の質問でどちらかを答えさせようとするのは、面倒でありどうでもいい。

 

本日2月23日で誕生日を向かえ、25歳になった。もう四半世紀も生きたのか、もう半分生きたら50歳になってしまうのか、所謂「アラサー」にカテゴライズされてしまうのか等々、ポジティブな考えよりもネガティブな考えが出てきてしまった。また、後ろばかり見てもどうしようもないが、緩やかに死に向かっているように感じた。今も若いことには変わらないが、人生何かをするには時間がなさ過ぎると思った。

特に祝うということもせずに一人で炊事・洗濯・掃除をこなしカップラーメンを一人で黙々と食べていると、ふと「社会人になって○年目なので祝ってください」と女性声優にツイッターでリプライを送っていた人を思い出した。異性と親密な人間関係を築くことのできなかった人間の成れの果てのように当時は見えたが、今となっては他人事に考えることができず、リプライを送りたくなる気持ちが理解できてしまう。

とりあえず、後でショートケーキを買って食べようと思う。

 

そろそろ春も近づいてきたので、マーチに現在履かせているブリヂストンBLIZZAK VRXから、夏タイヤであるダンロップのDIREZZA DZ101に戻したい。

f:id:tsurami_686:20190223173313j:plain


ロボット工場

前回の記事を書いてから148日も経過していた。

ひとまず、近況報告。

 

・マーチ

23年前の日産マーチは未だにエンジンがかかり、元気に走る。エンジンオイルがオイルパン(エンジンオイルをせき止めるお皿)から滲んで軽く漏れてはいたものの、致命傷ではないのでオイル交換時に漏れ止めの添加剤を投入している。今後修理する予定。

9月に納車してから色々なところに行った。秩父狭山湖・相模湖・首都高・静岡・山梨・静岡・蔵王筑波山奥多摩等・・・既に5000キロ近くは走っていた。

運転そのものが好きなので、休日はほぼクルマを出す。運転して経験を積んでいくと、今までできなかったブリッピングやヒール&トーができるようになり、以前よりも意のままにクルマを操ることができてより楽しくなる。クルマを運転しているときは自分を唯一好きになれる瞬間なのかもしれない。

クルマはどんどんハイテク化していき、性能や馬力もどんどん上がっているが、今のところそういったクルマへの興味が薄い。金銭的にも楽しさを考えても、小さなMT車が個人的には一番良いかもしれない。今後乗り換えるということがあったら、小さなMT車を選びたい。

 

・その他

クルマの運転は楽しいが、それ以外の私生活はうまくいっているとは感じていない。

結婚する同級生が増え、孤独感を感じて辛くなってきたので街コンのサイトをぼんやりと眺めることが増えた。ただ、自分のことが好きでない人間が赤の他人にアピールするというのはかなり難しいことのように思える。

今まで異性に異性として認められたという成功(?)体験が一度もないことが24歳にもなって引きずり続け、人生が空虚なものに感じさせる。そういった今までの人生の積み重ねが現在に圧し掛かっているということが身に沁みている。未だに他の人間は異性に認められることをなぜ簡単にやってのけるのか、分からない。

最近やっと英語の勉強を始めた。英語にきちんと触れるのは大学以来で、昔は分かっていたことも今は分からないことがある。少しずつでも良いから着実に積み重ねていきたい。

国家が私腹のために不正を続け、信用に値しないものになり没落していくのが目に見えているのならば、自分でやれることはやっておくに越したことはない。「他に選択肢がないから」という理由で不正を続ける政党に票を入れ続けるのなら、それはとても愚かなことで私はそのような人間にだけはなりたくはない。

変化について

「俺をママにしてくれ」というタイトルはなんだか飽きてきたため、「走れ赤福餅」というタイトルに変更した。
自動車評論家の熊倉重春氏がルノー トゥインゴ ルノースポールを紹介した際、小さな赤いクルマだったため「走る大福、赤いから伊勢の赤福」と称していたのがとても面白く感じた。 私のクルマも小さな赤いクルマだからタイトルには丁度良いじゃないか、と思ったのがタイトルの安直な由来だ。


ルノー・トゥインゴ ルノースポール(前編)-商品概要紹介


小中高の頃は考えたことがなかったが、大学に入学してから自分を変えることを意識していたように思う。

大学時代は偏差値のコンプレックスからひたすら政治学を勉強した。また、大学の友達が極端に少なくサークルも入り損ねた。このままではまずいと人見知りの克服と友達・恋人を作るために苦手な接客業のアルバイトをした。
どちらも良い方向に変われたか、というと自信を持って変われたとは言えない。

大学の勉強は視野が広がったことや学内の成績が優秀だったことは良い結果だったと思う。しかし、結局は「井の中の蛙」であり社会にとっては有益な人材にはなり得なかったため就職活動では苦労した。
大学で学んだことは私の財産だと思う反面、独り善がりな努力をしていたのかもしれない。
アルバイトに関しては仕事をこなせるようになり人とも話せるが、根暗な性格は治らず新たな友人や恋人ができないまま就職を迎えた。

人は変われると信じてはいるが、自分の根っこの部分は変えることがなかなか難しい。
最近は恋人を作ろうとマッチングアプリで奮闘したが、必要以上に自分を良く見せる世界に疲れて辞めてしまった。


とはいえ、このまま終わるのも癪であるのも事実。
これから変えていきたいことも多い。

・勉強と読書をする。
恥ずかしながら、学生時代は語学に力を入れるということをしなかった。(就活に苦労した原因の一つかもしれない…)
このまま日本に居続けるというのも不安であるし、海外のメディアや論文を読むためにもまずは英語を勉強する必要があると考えている。語学以外にも、政治学への理解を深めていきたい。また、プログラミングも少し触ってみる必要がある。
図書館を今まで利用していなかったが、ただ税金を払うのもまぬけなので積極的に利用していきたい。

・身体を絞る
働きだしてから、アルコールの摂取量が増えたせいかお腹が出てきて周りから「太ったね」と言われることが増えた。
自分自身のお腹は気になることに加え、趣味で出場しているレンタルカートのレースにおける予選でも重くなった体重がタイムに影響している。
改善するために数日前から筋トレサポート用のアプリをスマートフォンにインストールして休息日以外はトレーニングを続けている。
まずは、継続させていきたいと思う。

・クルマの部品を変える
ホールドしない純正シートから、よりホールドするセミバケットシートに変えて運転時の疲れを軽減させたい。
いずれはサーキットを走らせたいと考えているので、デファレンシャルギア、サスペンション、ブレーキ、タイヤ、ホイールも変えられると良い。


書き連ねただけで、ほとんどは行動に移せていない。過ぎていく時間には焦るが、自分のペースで続けていくことをまずは意識したいと思う。
今のようにただ労働をして10年経ちました、というのが一番こわい。

ドライブ

クルマを納車したは良いものの、クルマで行きたい目的地は案外思い浮かばないことに気づいた。

夜の首都高速をのんびり一周したり、ゆるやかな峠道をワインディングしたり、遠出したいと思うものの時間や予算的に厳しいときもある。
今は、出張費(給料日に振り込まれる)で所持金が厳しい状況なのでETCのないクルマで高速道路で遠出するわけにもいかず、夜の首都高速は週末の場合違法な速度でイキるスポーツカーがうじゃうじゃいて危険だ。

そんな状況だがせっかく買ったクルマを置物にするわけにもいかなかったため、4連休中は二度ドライブに行った。


金曜日の9月14日は休みをとっており、新車の試乗の予定が入っていた。
今のクルマを買う前に申し込み都合がつかずにキャンセルしたが、営業から電話がかかってきたため流れに任せて申し込んでいた。
正直、公共交通機関で行こうと思っていたがのんびり過ごしていたらクルマでないと間に合わない時間になってしまったため、ドライブする形になった。

自分のクルマを運転した後に、新車を試乗して強く感じたのはボディの剛性感があり、足回りもしなやかということだ。
20年落ちの自分のクルマは、ボディから軋むような聞こえ、ちょっとした路面の段差では少し突き上げられる。否応なしにクルマの進化を感じさせられた。
今のクルマはとても気に入っているが、もしクルマを乗り換えるなら試乗したクルマに乗り換えるかもしれない。ただ、今後の不透明な人生のことを考えると今のクルマのままでも良いのではないか、とも思う。


9月15日と16日は運転しなかった。
15日はフリクリ オルタナを見た。ネットでの評判は良くなかったが、案外そこそこ楽しんでいる自分がいた。ただ、フリクリ オルタナフリクリか?と聞かれると首を横に振ってしまう。
16日は南池袋公園で昼間から酒を飲んだ。カップルや親子連れでにぎわい、私のような根暗な独身には不相応な場所だ。
成城石井でビールとサワーを買い、嬉々と公園で缶を開けて飲んだが、得られたものは虚無感と頭痛だけだった。


本日9月17日は運転をした。
部屋を掃除し、布団を干し、筋トレをして、気分が少しスッキリした後に目的地を決めて出発した。
遠すぎず、近すぎず、と吟味して、飯能市の山沿いにあるコンビニへドライブした。
渋滞や大雨で正直どうなることかと不安にはなったが、1時間10分ほどで無事到着した。
たった1時間10分とはいえ、クルマのシートの形状により身体に力が入った状態での運転だったためそこそこの疲労を感じていた。微糖の缶コーヒーと焼プリンを口にした後、1時間20分ほどかけて戻った。


不透明な人生への不安を少しでも忘れることができる充実した連休だったと思う。

ただ、やはりこのままで良いのか…?というありがちな漠然とした不安は拭えないようだ。モノで解決できるほど、人生は甘くない………楽しいけれど。

オタク、車を買う。

8月上旬、車趣味の友達から「面白い車があるから見に行かないか」と誘われた。
ちょうど気になっていたルノー・トゥインゴの試乗のついでに、という軽い気持ちで誘いに応じ、車を見に行った。

車を見に行くと、そこにあったのは今はすっかり見かけなくなったK11マーチだった。
車の特徴としてはK11マーチでもホシノインパル仕様の「インパルマーチ」であり、イチローも改造されたインパルマーチに乗っていたことがある。価格が安いわりに台数の少ない希少な車だ。

ボロになった外装、K11マーチの丸っこくて愛らしいフォルム、愛らしさに反するような勇ましい(不恰好な?)エアロパーツ、MTの気持ちのいいシフトフィール、レスポンスの良いアクセル、そして変態な車というところに惚れ込んでしまった。
車を見た後に車友達と長時間話し合ったり色々な人に相談して考え悩み抜いた結果、車を買うことにしてお店に「買います」と電話した。
後日車の書類を書くためにお店に行くと、車に「売約済」と紙が貼られており「ついに車を買ってしまったか」という高揚感があった。

カーシェアリングや自動運転がある時代にABSも自動ブレーキもない外装ボロボロな車を買うという行為はきっと時代錯誤かもしれないが、車好きな人間にとっては嬉しい瞬間である。
車のEV化や自動化はよく言われており、今後は内燃機関MT車はどんどん減っていくと思われる。これからの車も楽しいものだろうし、今の車も楽しいが、こういった古い車を安く楽しめる(維持がきっと大変だが…)というのも、まだ死ねない理由の一つだ。